初期メンバーの第1回ミーティングを行いました Zoom開催(アドレスはメンバーに配布) 入会申し込み 1)ニックネームで入室 2)仮装・変装(リアル・ヴァーチャルとも)可 3)ランチは各自で 名工大読書記録 第2回ミーティングは7月30日金曜20時
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利己的な遺伝子
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リチャード・ドーキンス 著 581 頁 クイック評価 泣ける 全くない 笑える 全くない 考えさせられる 大いに 学べる 大いに [名工生に薦める] 大いに お薦めの一行 「私たちが死後に残せるものが2つある。遺伝子とミームだ」(p. 342)(私たちは,死んでも,自分の遺伝子を継ぐ子どもや孫が生きている。また,それ以上に,論文や作品など,文化的な仕事は我々が死んだ後にも生き残っていくという文脈で) コメント 課題図書で推薦があったので読みました。普段は読まない分野で,十分に理解できなかった箇所もたくさんあったと思います。それでも,とても面白くて,大いに学べました。そして,著者には遠く及びませんが,少しでも後世に残る仕事をするために頑張って勉強しようと思いました。本筋とは外れた感想ではありますが,とにかく,みなさんには「おすすめ」したいと思います。
利己的な遺伝子
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リチャード・ドーキンス 著 558 頁 クイック評価 泣ける 全くない 笑える ほとんどない 考えさせられる 大いに 学べる 大いに [名工生に薦める] 大いに お薦めの一行 「われわれは生存機械ー遺伝子という名の利己的な分子を保存するべく盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ。」(p.xxv 一九七六年版のまえがきの3行目 より) コメント 私は、これまで生物の進化は個体レベルでの話だと思っていました。しかし、この本では、生物の進化は、「利己的な遺伝子」によって起きることと主張しています。そして、一見すると他人のために生物が行う行為も、実は利己的な遺伝子が有利になるために行われていることが主張されています。 これまでとは180°異なるような進化に関する考えがこの本にはあります。そして、多くの具体例により、それが実感できる1冊です。生物にあまり詳しくない私でも読み切れる内容でした。ぜひ読んでみてください。
11月26日(金曜)20時 秋の課題図書(2)『利己的な遺伝子』と『ハッカーと画家』
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第5回ミーティングの課題図書は,『利己的な遺伝子』と『ハッカーと画家』の2冊です。 1) 利己的な遺伝子 私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか? 本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。 著者について リチャード・ドーキンス(Richard Dawkins) 1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、 ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。 その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。 1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。この本は、それ以前の30年間に進行していた、いわば「集団遺伝学と動物行動学の結婚」による学問成果を、数式を使わずにドーキンス流に提示したもので、それまでの生命観を180度転換した。…王立協会は2017年に、一般投票による「英国史上最も刺激的な科学書」の第1位としてドーキンスの『利己的な遺伝子』が選ばれたことを発表した。 ( https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314011532 ) 2)ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち 本書の著者Paul Grahamは、LISPプログラミングの達人であると同時に、後のYahoo!Storeとなるソフトウェアを作り、ベンチャー創業者として大きな成功を収めたことで知られる。本書でGrahamは、コンピュータが大きな役割を担う時代において、いかに発想を広げ、美しいものを設計し作り上げるかを、さまざまな切り口から大胆に考察している。インターネット上で大きな話題となったエッセイを書籍化。 普通のやつらの上を行け。天才LISPハッカーにして、ソフトウェアベンチャーを成功させた筆者が、ものつくりのセンス、成功するビジネスの秘密、発想を刺激するアイディアを語る。 著者について ポール・グレアム(
スマホ脳
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アンデシュ・ハンセン 著 255 頁 クイック評価 泣ける 全くない 笑える 少し 考えさせられる 大いに 学べる 大いに [名工生に<大いに>薦める] お薦めの一行 「デジタル健忘症・・・別の場所に保存されているからと、脳が自分では覚えようとしない現象」p.104 なぜ、知識を身に付けないといけないのか。ウィキペディアがあるのに。という議論で出てきた言葉。 課題本なので読んでみました。 コメント キャッチーなタイトルと、「上半期ベストセラー第1位」という目立つ広告を見ながら、「とは言っても、どうせ、たいした情報は入っていないだろう…」などと失礼なことを思いながら読み始めたのですが、とても面白くて、一気に読んでしまいました。情報も豊富でした。第1位は伊達ではないです。おすすめします。
10月29日(金曜)20時 秋のミーティングZoom
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第4回ミーティングの課題図書は,東野圭吾氏と池上彰氏の2冊です。 1) 東野圭吾(ひがしの けいご) 著 『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』 著者は, 1958年大阪市生野区生まれ。 大阪府立大学工学部電気工学科卒。 1981年に日本電装株式会社(現デンソー) にエンジニアとして入社し,勤務の傍ら推理小説を執筆。 現在上映中の『マスカレードナイト』の著者。 2)池上彰著 『なんのために学ぶのか』 著者は,1950年、長野県松本市生まれ。 慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。 NHK退職後, テレビ,新聞,書籍など幅広いメディアで活動し, わかりやすく丁寧な解説で人気を得る。名城大学教授, 東京工業大学特命教授など大学でも教えている。
バッタを倒しにアフリカへ
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前野ウルド浩太郎 著 378 頁 クイック評価 泣ける 少し 笑える 大いに 考えさせられる 大いに 学べる 大いに 名工大生に <少し> 薦める お薦めの一行 「さあ、むさぼり喰うがよい」バンザイをして(サバクトビバッタの)群れの中に身を投じる。 コメント 若手研究者(前野ウルド浩太郎さん、実在の方です)が、ファーブルのような偉大な昆虫学者を志し、アフリカで深刻な問題となっているバッタの研究に挑む物語。研究生活の中で、日本やアメリカ、世界の問題が見えてくる。日本のポスドク問題、アフリカ(モーリタニア)での賄賂の横行、外国人差別、十分な研究資金が提供されない、バッタ問題(大量のバッタが作物を食い荒らす))の世界の注目度合いの低さ、、etc。主人公が、成果を出せなければ、フリーターとなるリスクにおびえながらも、それどこらか実際に無収入にあるのだが、周りの優しさに助けながら奮闘していく姿に勇気づけられる。
コーヒーの科学
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旦部幸博 著 317頁 クイック評価 泣ける まったくない 笑える まったくない 考えさせられる 少し 学べる 大いに 名工大生に <少し>薦める お薦めの一行 この本では、すでにコーヒーに詳しい人はもちろん、コーヒーに少し興味はあるけどあまり知らないという方も対象にして、自然科学のさまざまな専門分野の最新論文に基づく知見を踏まえて、いろいろな角度から「科学の視点で見たコーヒー」とその魅力に迫ります。 コメント 私はコーヒーに少し興味はあるけどあまり知りませんでした。 そんな折、ブルーバックスからこの本が出版されていることを知り、興味を持ったため読んでみた本です。 コーヒーの歴史や味を決める要素となっている化学成分、様々な焙煎方法や抽出方法について知ることができます。 コーヒーについてあまり知らない私にとっては、かなりの情報量だったので、何度も読み返していきたいと思います。 本の末尾にちょっとした索引もあるため、事典的な使い方もできます。 コーヒーに興味のある方は、ぜひ一度手にとってみていただけると幸いです。 コーヒーに関する知識の中でもコーヒーのおいしい入れ方が知りたいという方には、「珈琲事典 新装版 この一冊で豆・焙煎・淹れ方がわかる 監修:田口護」をおすすめします。
BATTLE OF TOKYO vol.1
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月島総記 著 227 頁 クイック評価 泣ける ほとんどない 笑える ほとんどない 考えさせられる ほどんどない 学べる ほとんどない 名工大生に <少し> 薦める お薦めの一行 あの嵐の夜を生き延びた、一人の少女。特別な力を何も持たない、平凡な女の子。彼女の視点から、この街を舞台とした、闘いと絆の物語ーー『BATTLE OF TOKYO』が、幕を開ける。 コメント 表紙が気に入り、読んでみようと思った本です。舞台は、ある技術によって高度に発達した大都市「超東京」です。一つの物語が章ごとに異なる視点から描かれており、独特の世界観があって面白かったです。まだvol.1なので、謎も多く、続編でこれらの謎が解かれていくのが楽しみです。
ノッキンオン・ロックドドア
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青崎有吾 著 277 頁 クイック評価 泣ける ほとんどない 笑える 大いに 考えさせられる 大いに 学べる 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 「 十円玉が少なすぎる。あと五枚は必要だ 」 コメント 本格ミステリの短編が7つ収録された作品。犯行の動機は何か。というホワイダニットと、犯行方法は何か。というハウダニット。これら二つを二人の探偵コンビが協力して解き明かしていく話。「論理によってのみ事件の謎を解く」という本格ミステリにうってつけの短編集。 例えば、上のおすすめの一行は、短編の内の一つである「十円玉が少なすぎる」にて出てくる一文なのだが、作中において二人の探偵はこの一文だけを手掛かりにして謎を解き明かす。専門的な知識は必要なく、読者であっても事件の真相を推理できる。一見不可解な謎がスパッと解き明かされていく様は爽快そのものなので、ぜひ読んでみて欲しい。
西の魔女が死んだ
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梨木香歩 著 221 頁 クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる 少し 少し 少し 少し 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 「一番大切なのは、意志の力。自分で決める力。」p.70 「いちばん大事なことは自分で見ようとしたり、聞こうとする意志の力ですよ。自分で見ようともしないのに何かが見えたり、聞こえたりするのはとても危険・・・」p.96(おばあちゃんが不登校の中学生の孫娘に人生の秘訣を伝える) コメント 母と娘、親と子の関係は難しい。自分で決めたように見えても、よく考えると親の決めた通りになっていて、反発することもある。自分のやりたいこととは、本当に自分のやりたいことなのか?と言われると、やりたいことではない、という気がした。 泣いた後には、続編があって、そこでは笑える。
初恋ソムリエ
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初野晴 著 293 頁 クイック評価 泣ける まったくない 笑える 少し 考えさせられる 少し 学べる 少し 名工大生に<少し>薦める お薦めの一行 「別種での騙し合いは自然界ではごく普通のことで、むしろ人間だけが同種内で騙し合いをするんだ」(p.212)他の種類のホタルの点滅リズムをまねして、寄ってきた雄を食べてしまう雌もいることにショックを受けた主人公に向かって諭す友人のセリフ コメント 持って帰るのが軽いので文庫本を借りました。楽器をはじめたので、表紙のイラストをみて選びました。様々な楽器についての描写が特徴をとらえていて興味深く読めました。月刊誌にでも掲載されていたのでしょうか、短編集で、どこから読んでもよい感じがしました。音楽好きにもお勧めします。 また、おすすめの1行を探していると別の読み方ができて面白かったです。