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7月30日(金)20:00 夏休み前ミーティング(zoom)

初期メンバーの第2回ミーティングを行いました。 投稿項目:現行で継続 コメント機能:試用する お薦め度ラベル:ラベルは2種類可能か? 夏休み共通図書を決定しました。 岩田さん推し『哲学的な何か、あと科学とか』飲茶著 じゅんぺいさん推し 『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳 第3回ミーティングは9月24日(金)20時 よい夏休みを。

ローマ帽子の秘密

エラリー・クイーン 著 476頁 クイック評価 泣ける まったくない 笑える ほとんどない 考えさせられる 少し 学べる 少し 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 ミステリーなので、ネタバレが致命的なので省略

ノッキンオン・ロックドドア

青崎有吾 著 277 頁 クイック評価 泣ける ほとんどない 笑える 大いに 考えさせられる 大いに 学べる 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 「 十円玉が少なすぎる。あと五枚は必要だ 」 コメント 本格ミステリの短編が7つ収録された作品。犯行の動機は何か。というホワイダニットと、犯行方法は何か。というハウダニット。これら二つを二人の探偵コンビが協力して解き明かしていく話。「論理によってのみ事件の謎を解く」という本格ミステリにうってつけの短編集。 例えば、上のおすすめの一行は、短編の内の一つである「十円玉が少なすぎる」にて出てくる一文なのだが、作中において二人の探偵はこの一文だけを手掛かりにして謎を解き明かす。専門的な知識は必要なく、読者であっても事件の真相を推理できる。一見不可解な謎がスパッと解き明かされていく様は爽快そのものなので、ぜひ読んでみて欲しい。

天久鷹央の事件カルテー幻影の手術室

知念実希人 著   318 頁 クイック評価 泣ける ほとんどない 笑える 少し 考えさせられる 少し 学べる 少し 名工大生に<少し>薦める お薦めの一行・コメント ミステリーなのでネタバレが致命的なため省略

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ

ピーター・ディアマンディス、スティーブン・コトラー 著 448 頁 クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる ほとんどない ほとんどない 大いに 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの1行 つまり脳は、未来の自分自身を他人として扱うのだ。(p. 48)

西の魔女が死んだ

梨木香歩 著 221 頁 クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる 少し 少し 少し 少し 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 「一番大切なのは、意志の力。自分で決める力。」p.70 「いちばん大事なことは自分で見ようとしたり、聞こうとする意志の力ですよ。自分で見ようともしないのに何かが見えたり、聞こえたりするのはとても危険・・・」p.96(おばあちゃんが不登校の中学生の孫娘に人生の秘訣を伝える) コメント 母と娘、親と子の関係は難しい。自分で決めたように見えても、よく考えると親の決めた通りになっていて、反発することもある。自分のやりたいこととは、本当に自分のやりたいことなのか?と言われると、やりたいことではない、という気がした。 泣いた後には、続編があって、そこでは笑える。

天久鷹央の事件カルテースフィアの死天使

知念実希人 著 397 頁  クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる ほとんどない 少し 少し 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 ミステリなので具体的な一行は書けない。その他にておすすめなポイントを書く。 コメント 病院にて起こった事件を解決する医療ミステリ。起こる事件には実際の病気や医療が関わっており、作者が現役の医者というだけあって真に迫っている。また、キャラクターも個性的なため主人公と探偵役の会話を読んでいるだけでするする読めるのでとっつきやすいのではないかと思う。

いのちの文化人類学

波平恵美子 著 214 頁  クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる まったくない まったくない 大いに 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 死体が腐敗するので「死は不浄であり、従って、危険で、忌み避けるべきものという解釈を受け入れると多くの辻褄の合わないことが出てくる。 コメント 文化人類学から見た死の概念。私たちの文化からではわからないことを知れる面白い本。