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利己的な遺伝子

リチャード・ドーキンス  著 558 頁 クイック評価 泣ける 全くない 笑える ほとんどない 考えさせられる 大いに 学べる 大いに [名工生に薦める] 大いに  お薦めの一行 「われわれは生存機械ー遺伝子という名の利己的な分子を保存するべく盲目的にプログラムされたロボット機械なのだ。」(p.xxv  一九七六年版のまえがきの3行目 より) コメント 私は、これまで生物の進化は個体レベルでの話だと思っていました。しかし、この本では、生物の進化は、「利己的な遺伝子」によって起きることと主張しています。そして、一見すると他人のために生物が行う行為も、実は利己的な遺伝子が有利になるために行われていることが主張されています。   これまでとは180°異なるような進化に関する考えがこの本にはあります。そして、多くの具体例により、それが実感できる1冊です。生物にあまり詳しくない私でも読み切れる内容でした。ぜひ読んでみてください。

コーヒーの科学

旦部幸博 著 317頁 クイック評価 泣ける まったくない 笑える まったくない 考えさせられる 少し 学べる 大いに 名工大生に <少し>薦める  お薦めの一行 この本では、すでにコーヒーに詳しい人はもちろん、コーヒーに少し興味はあるけどあまり知らないという方も対象にして、自然科学のさまざまな専門分野の最新論文に基づく知見を踏まえて、いろいろな角度から「科学の視点で見たコーヒー」とその魅力に迫ります。 コメント 私はコーヒーに少し興味はあるけどあまり知りませんでした。 そんな折、ブルーバックスからこの本が出版されていることを知り、興味を持ったため読んでみた本です。 コーヒーの歴史や味を決める要素となっている化学成分、様々な焙煎方法や抽出方法について知ることができます。 コーヒーについてあまり知らない私にとっては、かなりの情報量だったので、何度も読み返していきたいと思います。 本の末尾にちょっとした索引もあるため、事典的な使い方もできます。 コーヒーに興味のある方は、ぜひ一度手にとってみていただけると幸いです。 コーヒーに関する知識の中でもコーヒーのおいしい入れ方が知りたいという方には、「珈琲事典 新装版 この一冊で豆・焙煎・淹れ方がわかる 監修:田口護」をおすすめします。

BATTLE OF TOKYO vol.1

月島総記 著 227 頁 クイック評価 泣ける ほとんどない 笑える ほとんどない 考えさせられる ほどんどない 学べる ほとんどない 名工大生に <少し> 薦める  お薦めの一行 あの嵐の夜を生き延びた、一人の少女。特別な力を何も持たない、平凡な女の子。彼女の視点から、この街を舞台とした、闘いと絆の物語ーー『BATTLE OF TOKYO』が、幕を開ける。 コメント 表紙が気に入り、読んでみようと思った本です。舞台は、ある技術によって高度に発達した大都市「超東京」です。一つの物語が章ごとに異なる視点から描かれており、独特の世界観があって面白かったです。まだvol.1なので、謎も多く、続編でこれらの謎が解かれていくのが楽しみです。

スマホ脳

アンデシュ・ハンセン 著 254 頁 クイック評価 泣ける まったくない 笑える ほとんどない 考えさせられる 大いに 学べる 大いに 名工大生に <大いに> 薦める  お薦めの一行・コメント 現代社会では集中力は貴重品となってしまったのだ。(p.97)

物理数学の直観的方法 普及版

長沼伸一郎 著 300  頁 クイック評価 泣ける 笑える 考えさせられる 学べる ほとんどない ほとんどない 大いに 大いに 名工大生に<大いに>薦める お薦めの一行 「エントロピーというのは乱雑さを意味するものであるというよりは、むしろ「平等さ、平凡さの度合いを示すものであるといったほうが、より概念に忠実なのではないかと思えるのである。」(本書p.165より引用) "この本のおすすめポイントは3つあると思っています。 コメント 1つ目は、物理数学における10個の複雑な概念(テイラー展開、フーリエ級数など)を教科書とは別のアプローチで、まさに直観的に示していることです。 2つ目は、10個の概念が割と短めに解説されていていることです。短いものは10ページほど長いものでも40ページほどで、1つの概念について読むことができます。 3つ目は、10個の概念がほとんど独立して書かれていることです。自分の読みたいものだけ読むことができます。 こんな考え方もあるのだと、大学の物理や数学を見直すきっかけになる可能性を秘めた一冊だと思います。 名古屋工業大学の図書館にも一冊ありますので、ご興味のある方は一度手に取ってみてください。"